悩みを相談する方法!悩みを聞いてもらえる場所をご紹介

悩みを聞いてもらえる場所をご紹介
人に相談できない悩みを抱えている方もいることでしょう。近年、悩みを誰にも相談できないまま、自殺という選択肢を、選んでしまう方のニュースも耳にします。ここでは人に相談できない悩みや、悩みを話す相手がいない方のために、悩みや思いを聞いてもらえる方法や場所をご紹介します。さまざまな方法で、まずは悩みや思いを打ち明けてみてください。

悩みを相談する相手はいますか?

悩みなんて持ちたくない!と、誰でも思います。しかし人生、悩みをなくすことなどできません。

・子どもの不登校や、高齢になった親などの家族に関する悩み
・仕事の問題
・夫婦・恋人・パートナーとの関係
・お金の悩み
・配偶者からのDV など

悩みの種類は人それぞれです。悩みは尽きることなく起こるものなので上手に向き合って、ポジティブになることが大切なのです。

心の中に悩みを封じ込めていると、自分で解決しようと自問自答を繰り返します。心に余裕があるときは、自問自答した結果、問題が解決する場合もあります。しかし心に余裕がないと、マイナス思考に傾き、心の病気に、かかってしまうこともあるのです。

自問自答している途中で、第三者に悩みを打ち明け、相談してみることは悩みを打破できる方法の1つです。

友だちや恋人・パートナー
両親・家族
先輩・上司

など、悩みを相談できる相手はいますか?たとえ友達や恋人がいたとしても、人には相談できない悩みがある方も、少なくないことでしょう。次の章では、悩みを相談する方法を解説していきます。

悩みを相談する方法

誰かに相談したいけれど相談できる人がいないときは、こんな方法で悩みや思いを第三者に話をして、解決の糸口を見つけてみましょう。

メールやSNS、LINEで相談する

特定非営利活動法人, 一般社団法人、厚生労働省などに心の相談窓口があります。ここでメールやSNS、チャットやLINEによる悩みの相談をしています。

さまざまな分野の悩みを、カウンセラーなどの専門家が年齢や性別を問わず相談に対応してくれます。対面では話しにくい内容も、相談しやすいというメリットがある相談の手段です。

電話相談を利用する

電話をかけることで、専門の相談員が親身に悩みに応えてくれます。ほとんどの場合、全国に対応してくれ、必要なら最寄りの都市に繋いでもらえます。

子育ての悩み、金銭の問題など悩みは人それぞれですが、解決策へと導いてくれます。人に悩みや思いを聞いてもらうだけで心が落ち着くケースもあります。

カウンセリングBARに行く

とくにZ世代の方には、カウンセリングBARなどを利用して、仕事の悩みや職場の悩み、恋愛の悩みなどを第三者に相談してみるのもおすすめです。

仕事が終わった夜の時間帯に食事をしながらカウンセリングが受けられる、気軽に足を運べるスポットです。

カウンセリングを受けることは、心の病気の予防策にもなります。こんなスポットを利用して、悩みを相談してみることもおすすめします。

心の相談室でカウンセリングを受ける

心療内科や精神科に行くほどではないけれど、一人で悩みを抱えて悩んでいるなら、心の相談室を利用してみましょう。

こころの相談室には、いろいろな悩みに応えてきた経験豊かな相談員やカウンセラーがいます。そんな第三者に悩みや思いを聞いてもらうことで心が軽くなります。

悩みを相談できる場所

だれにも相談できないからと一人で悩んでいると、ネガティブになるばかりです。一人で悩まず誰かに相談することは、今、国でもすすめられている悩みの解決法です。

こころの不調や毎日自殺したくなるなどという場合は、医療機関を受診することも大切です。しかし下記のような場所でも悩みを聞いて相談してもらえます。

いのちのSOS(電話相談)

NPO法人、自殺対策支援センターが行っている、24時間電話相談室です。誰にも話せない悩みでも、「誰かに話したい」ことがあることでしょう。そんな方が利用しています。

こころの中で悩みが膨らんでしまうと、

・死にたい
・消えたい
・生きることに疲れる

そんな気持ちに陥ってしまいますが、専門の相談員が電話で相談者の話を、しっかりと受け止めてくれます。相談者の状況を一緒に整理し、必要な支援策を考えてくれる電話相談室です。

生きづらびっと(SNS・LINE相談)

厚生労働省の補助事業としてNPO法人の団体が行っている、SNSやLINEで会話する相談室です。いろいろな悩みの分野の専門家や全国の支援団体が連携し、悩みに応えています。

厚生労働省・こころの耳

厚生労働省では「こころの耳」という相談窓口を用意し、さまざまな相談を受けています。

・職場のパワハラやセクハラの悩み
・仕事や生活に関する悩み
・こころと健康に関する悩み
・DVや性暴力などに関する悩み
・自殺を考えるほどつらい方の相談 など

それぞれ専門部署に分かれて対応してくれる窓口があります。悩みの内容によっては、国の支援や施設紹介などの提案をしてもらえます。

地域の保健所や保健センター

お住まいの地域の保健所や保健センターでも、悩みの相談の窓口があります。地域によっては電話やSNSのみでの対応で、対面での対応はしていないこともあります。事前に確認して相談してみましょう。

まとめ

相談する相手がいないとか、誰にも話せない悩みは、一人で抱え込まず相談機関などに相談してみましょう。厚生労働省など国の機関や一般社団法人、また民間の心の相談室など、悩みを話せる場所は、数多く設けられています。対面で話しづらいのなら、SNSやLINEで相談するのもおすすめです。

奈良県奈良市の「奈良こころの相談室」では、専門のカウンセラーが面談して仕事や人間関係などさまざまな悩みに真摯に向き合います。地方の方においては、電話でのカウンセリングで悩みのご相談に応じています。悩みは誰にでもあるものです。うつや不登校、子育てや夫婦間の問題、職場でのトラブルなど、思い悩んでいることをまずは吐き出して、ご一緒に解決に向けて考えてみませんか。まずはお気軽にご相談ください。