心の健康、内観療法について

うつ状態やうつ病に悩まされ、様々なカウンセリングを受けてきたがなかなか良くならないという方がいらっしゃいましたら、ぜひ内観療法をおすすめいたします。内観療法は、自分自身を見つめて心の健康を取り戻そうというものです。実際に、多くの方が試している人気の方法です。

内観療法とは?

内観療法は、自分自身から離れ第三者の目から自己の心の内面を見つめて心の病気を治療しようというものです。

内観療法は、1937年に吉本伊信によって創始されました。難しい治療法ではなく、誰にでもできる優しい自己発見の心理療法です。

内観療法の方法

集中内観と日常内観

内観療法には、大きく分けて「集中内観」と「日常内観」の2つの方法があります。「集中内観」とは、一定期間集中して行う内観法です。集中して行うために、研修所や施設などで1週間ほど宿泊して行われます。

「日常内観」とは文字通り、日常生活の中で行う内観法です。別名「分散内観」とも呼ばれます。短時間ながらも、継続的に行うことで効果が得られます。続けやすいよう、まずは短い時間から始めることをおすすめします。

内観3項目

内観療法を行う中で、回想していただくのが以下の内観3項目です。

お世話になったこと
お返ししたこと
迷惑をかけたこと

この3つを回想していただくことで、いかに多くの人に助けられてきたのか、反面、いかに多くの人に迷惑をかけてきたのかなどが見えてきます。こうして様々なことに気づくことで新しい価値観をつくり出せるようになり、さらに物事の見方も変わってより幸せな人生を歩んでいけるようになるのです。

 

奈良こころの相談室では、内観面接を行っておりますので、お気軽にご相談ください。カウンセリングの経験も豊富で、うつ状態や発達障害、人間関係、仕事など、様々な悩みのご相談を承っております。奈良でカウンセリングを受けたいとお探しの方は、奈良こころの相談室へお越しください。皆様からのご利用・ご相談を、心よりお待ちしております。