鬱の症状とはどんなもの?鬱状態でお悩みならカウンセリングを受けよう

鬱の症状とはどんなもの?
鬱になると否定的な考え方に陥ってしまい、自分を追い詰めて生きづらさを感じやすくなります。そのため、症状が進行する前に専門家によるカウンセリングを受けることをおすすめします。

この記事では、鬱の代表的な症状について詳しく解説しています。読み進めていただいて複数当てはまる方は鬱の可能性が高いので、カウンセリングを受けてみましょう。

鬱の症状とは?

ここでは、鬱の代表的な10の症状をご紹介します。以前は見られなかった症状が複数ある場合は鬱の可能性が高いので、一度専門家によるカウンセリングを受けることをおすすめします。

気分が落ち込む

気分が落ち込む症状は、鬱の方によく見られます。落ち込んでしまう理由に思い当たるようであれば問題ありませんが、理由もないのに気分が落ち込み続けている場合は症状が進行すると「これ以上生きていたくない」と自分を追い詰めるようになることもあります。

何をしても楽しくない

これまで大好きだったことをしていても全然楽しくないという症状が見られる場合は、鬱の可能性があります。鬱のために物事の捉え方が否定的になり、楽しさを見いだせなくなってしまっている状態なのです。

自分を責めてばかりいる

鬱特有の物事への否定的な考え方に陥ると自分に対しても否定的になり、自分を責めてばかりになってしまうことが少なくありません。「自分なんてだめな人間だ」「自分が生きていても仕方ない」とどんどんエスカレートしながら責め続けることになります。

涙もろくなった

以前なら泣くようなことではないのに意思に反してポロポロと涙があふれるようになった場合は、鬱の可能性があります。このように涙もろくなったのは、心が何とかして安定を保とうとしているサインなのです。

飲酒量が増えた

鬱になると現在の自分の状況から目を逸らしたくなって、飲酒量が増える症状が見られることがあります。飲酒して酔っぱらうことによって嫌な気持ちを紛らわそうとするうちに、日に日に飲酒量が増えていきます。

食欲がない

心が不安定になっている時には、食欲がなくなりやすくなるものです。鬱になると好きだった食べ物さえ美味しく感じられなくなったり、少ししか食べられなくなったりすることがあり、体重が減少してやつれてきます。

睡眠が不規則になった

「横になってもいつまで経っても目が冴えて眠れない」、反対に「いくら寝ても眠くて仕方ない」というように以前と比べて睡眠が不規則になった方は、鬱の可能性があります。睡眠が不規則になると日常生活に大きな影響があるので、より鬱が重症化しやすくなります。

いつも体がだるくて疲れやすい

体調や天候によって体がだるくなることはありますが、鬱になると十分な休息をとってもいつも体がだるくて疲れやすくなります。その理由は、精神が張り詰めていて緊張状態にあることだと考えられます。

頭痛や肩こりがある

精神の緊張状態は、頭痛や肩こりに表れることが多く見られます。他の症状と合わせて以前には感じられなかった頭痛や肩こりがある場合や、マッサージをしても症状が改善しない場合は鬱の可能性があります。

動悸やめまいがある

動悸やめまいは鬱以外の病気に見られる症状のため慎重な見極めが必要ですが、他の症状と合わせて見られる場合は鬱の可能性があります。特定の原因が見当たらない場合は専門家に相談しましょう。

鬱状態でお悩みならカウンセリングを受けるのがおすすめ

鬱は一人では克服するのが難しく、症状が進行すればするほど自分を追い詰めて辛くなってしまいます。そのため、鬱状態でお悩みなら症状が進行する前に専門家によるカウンセリングを受けることをおすすめします。カウンセリングを受けるメリットは。以下の2つです。

悩みに寄り添ってくれる

専門家の力を借りれば、悩みにとことん寄り添ってくれるので、驚くほど気持ちが楽になれる可能性があります。鬱状態の時に悩みに寄り添い、適切なアドバイスをしてくれる存在はとても心強いものです。

自分自身を見つめられる

とくに「内観療法」という自分自身を見つめ直すカウンセリングを受けると、なぜ鬱状態になってしまったのか、どうすれば克服しやすくなるのかが分かります。自分自身のことを知る良いきっかけになるので、カウンセリングを受けてみましょう。

まとめ

鬱の症状には気分が落ち込む、何をしても楽しくないなどがあります。以前には感じなかった症状がある場合は専門家によるカウンセリングを受けてみましょう。カウンセリングを受けると悩みに寄り添ってくれるだけでなく、自分自身を見つめる良いきっかけになるでしょう。

「奈良こころの相談室」では、悪かったことではなく良かったことを探すカウンセリングや自分自身を見つめ直す内観療法を取り入れています。鬱状態でお悩みの方は、お一人で抱え込まずにぜひお気軽にご相談ください。臨床心理士の三木潤子が心を込めてあなたのお話をお聞きして悩みに寄り添い、短期間での解決を目指します。