相手の気持ちを理解するポイント

人は悩みがある時、1人で抱え込んでしまいがちです。悩みを抱え込みすぎてうつ病になる方も実際にいらっしゃいます。もし、友人や家族から相談されたら、相手の気持ちを理解しながら話を聞いてあげましょう。しかし、何となく話を聞いているだけでは、相手の気持ちを理解できているとは言えません。相手の気持ちを理解するためのポイントは以下の3つです。

1.相手の表情を見る

相手の気持ちを理解するためには、まず相手に興味を持たなければなりません。相手の話をしている時の表情がどのようになっているのか観察しましょう。喜んでいる、怒っている、泣いているなど、表情だけでも相手の気持ちを理解することができます。表情を見て相手への興味が湧いてくると、自然と相手の気持ちが理解できるようになります。

2.相手の話を真剣に聞く

相手の気持ちを理解するためには、心から真剣に聞くことが大切です。話を聞いている途中に自分の言葉で遮ると、相手の話をする気持ちが薄れてしまいます。また、話を聞く時は相槌をうちましょう。相槌をうつことで、真剣に聞いてくれていることが相手にも伝わります。

3.相手の話に親身になって考える

相手の気持ちを理解するためには、相手の話に親身になって考えることが大切です。「なぜこの人は悩んでいるのかな?」「なぜこんなに怒っているのかな?」などと考えることで、相手の気持ちを深く理解できるようになります。第一印象を頭に入れて先入観を持ったまま話を聞くのではなく、先入観をとっぱらってクリアな状態で話を聞くようにしましょう。さらに、相手の話に共感すると、より理解していることが伝わりやすくなります。

 

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