うつ状態の心理とその解決

多くのストレス因子の溢れる現代社会では、憂うつになり、心身の不調を訴える人が増えています。

うつ状態とは

憂うつな気分になることは誰にでもあり珍しいことではありません。仕事で失敗をした、クレームを受けた、職場や学校の人間関係について悩みを抱えているなど、気持ちが落ち込む原因は数多くあります。気分が落ち込むだけでなく、何に対してもやる気がおきない、ネガティブな考え方になる、睡眠が浅い、食欲が落ちた、疲労感がとれないといった状態のことを「うつ状態」といいます。

もちろん、ひどい状態のときは心療内科あるいは精神科に通い、薬が必要な場合もあります。

誰にでも起こるうつ状態

多くの場合、このように気持ちが落ち込んでしまっても、時間の経過によってネガティブな気持ちは薄れていきます。生き物に備わっている自然治癒力は、怪我や病気による身体の回復だけでなく、精神の回復にも働きます。しかし、ときには憂うつな気持ちが回復せずに、ずっと落ち込んだ状態が続いてしまう場合があります。そんな時におすすめするのがカウンセリングです。

うつ状態とカウンセリング

カウンセリングにも様々な方法があり、うつ状態を引き起こした原因解明を優先するカウンセラーもいれば、具体的なアドバイスをしないカウンセラーもいらっしゃいます。人によってカウンセリング方法の向き・不向きがありますので、ただの人気や口コミで選ぶのではなく、専門の心理学を学び経験豊かなカウンセラー(臨床心理士)に相談することをおすすめします。

 

1983年創設の奈良こころの相談室のカウンセリングは、約5000人の相談実績があります。 うつ状態になった過去の原因追及をするのではなく、これからどうしていけば良いのかということを一緒に考えていきます。人間関係や発達障害、引きこもりなど、誰にも話せないお悩みも、ぜひ奈良こころの相談室にご相談ください。